
■耐震診断ってなに?
耐震診断とは、業者がご自宅にお伺いして、耐震性能を調査することです。
地震のエネルギーを吸収できる能力を、耐震性能といい、建物の強さと粘りに、形状と経年状況を考慮して決められます。
下記の項目は、耐震診断の内容の一例です。専門化によるこのような調査が、耐震性能を評価する手掛かりとなります。
その1:周辺状況の調査
- 診断をする物件周辺の、地盤状況を確認します。
- 電柱の傾き、付近にある河川の状況、公共施設の有無、道路のうねり、ブロック塀の傾き、周辺住宅の屋根の棟や軒先の波打ち、家の傾きなどを調査します。
その2:基礎/コンクリートの調査

- 壁や基礎のひび割れを、測定器でチェックします。
- コンクリートの強度を調べます。シュミットハンマーという測定器で、コンクリートに打撃を加え、返ってきた反射の強さで強度を測定します。
- 有筋コンクリートか、無筋のコンクリートかを、探知センサーによって確認します。
その3:建物の形を調査
- 現在の住宅を図面にして、建物のバランスをチェックします。
建物を上から見たとき凸凹していないか、建物を横から見たとき2階が1階より出っ張っているところがないか(整形・不整形)を調べます。
図面があれば、相違がないかを確認します。
その4:壁/筋交いの配置を調査

- 外壁の一面に、どれだけ壁や筋交いがあるかについて判定します。
屋根の重さによって、必要となる壁の量も変わってきますので、その建物に最適な壁量を調べます。
その5:壁のバランスを調査
- 耐震の要ともなる壁の、配置が均等かどうかを調べます。
耐力壁のバランスが悪い(偏心率が大きい)家は、地震時に建物がねじれをおこして倒壊する危険性が大きくなるため、壁のバランスが規定値に達するかどうかの調査を行います。
その6:屋根裏を調査

- 屋根裏をのぞき、ボルトや金物がしっかり入っているか、緩みがないか、筋交いは入っているかなどの、強度を調べます。
その7:床下を調査

- 床下にもぐり、基礎の強度やひび割れがないか、シロアリに侵食されてないか、適正な湿度が保たれているかなどを調べます。


