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私の部屋をつくる 【Vol.044】

リフォームのススメ

2007/05/02
竹岡 美智子

私の部屋をつくる 【Vol.044】

主婦の部屋つくり

君江さんからの写真はがき

絵はがきならぬ写真はがきをもらいました。神奈川に住む大平君江さんからです。

二年前にリフォームで自分の部屋を作った方です。

はがきには、庭の花々が咲いています。大平さんの庭は、ちょっと変わったものが植えられています。パンジーや、チューリップもありますが、普段ではあまりお目にかかれない野草や山菜があるのです。はがきに写っているのは、山茱萸 (さんしゅゆ)や、はこべ、れんぎょう、あけび、しやが、花ニラ、だいこんの花たちの花々がありました。

はがきに「あけびの花を写真に撮っていたら、竹岡さんのことを思い出しました。山菜の好きな友人が蕗(ふき)を取りにくるので、土曜日にいらっしゃいませんか」とあります。

工事中の秋に大平さんが「あけびの実が成っているのよ」と庭に連れ立ってくれました。

「鳥たちがあけびの実を食べにくるの」と太平さん、「君江さんは食べないの?」と私が言うと「ええ!人も食べられるの?」と聞き返す太平さん。私が「あけびは実も食べられるけど、新芽もおいしいのよ」と言うと大平さんはびっくりされたのです。

自分の居場所

リフォーム前の間取り

「自分の居場所がほしい」と事務所にみえた君江さんです。

家族が留守の昼のあいだは、テーブルの上で本を読んだり、書きものをしたりと、好きなことが出来るけど、家族が家に帰ってくると、途端に自分の居場所がない、と嘆いています。

夫が定年になったら一日中居場所がなくなってしまうのではないか、狭くともよいから自分の部屋がほしいと、切実に思っているのです。

「2階に娘が独立したあとの部屋があるけれど、2階では駄目なのよ」 「そうですね、主婦と水まわりは同じセットとして考えければなりませんので、同じ階にないといけませんね」 どこか自分の居場所をつくるところがあるだろうか、とさっそく神奈川のお宅に伺いました。

大平さんの間取りは玄関から広い玄関ホールを通ってピアノの置いてあるリビングルームを通って9.5帖分あるダイニングキッチンに入ります。9.5帖分もあるのに何か狭い感じがするのは何故だろうか、と。そうだ、リビングルームが静寂だからだ。ピアノが置いてある広いリビングはダイニングキッチンに行くための通路になっているだけで普段は活用されていないのです。

家族はみんなダイニングキッチンですごすので。大きなテラス窓があり、庭の景色がたくさん取り込めるリビングルーム、「ここで食事をされたらどうでしょう」という私に、君江さんは「キッチンから遠いので物運びが大変です」 君江さんは、股関節が悪いのです。

事務所に見えたときは、気がつかなかったのですが、家の中を案内する君江さんは、杖こそつかないけれど、料理を両手にもっての移動は大変そうです。2階では駄目、と言った訳もよくわかりました。

住まいを一度見つめなおす

君江室を計画するに当たり、どこの部屋につくろうか、と考えないで、キッチン、ダイニング、リビング、君江室をワンセットとして全体をプランニングしてみることにしました。

広いダイニングキッチンをコンパクトなキッチンだけにする。キッチンを対面式にして、リビングだった部屋をリビング、ダイニングにする。キッチンの隣に君江さんの部屋をつくる。

このプランは、キッチン→君江室→リビングダイニング。玄関→洗面室→キッチンと、キッチンを軸にして、左からも右からもぐるりと回ることができ、君江さんの動線はどこでも回遊式になります。しかも自分の部屋はちゃんと独立しています。

自分の部屋をもつと相手にやさしくなれる

リフォーム後の間取り

春のよいお天気の土曜日、太平家のチャイムを鳴らすと、一足先に到着された君江さんの友人が出迎えてくれました。リビングダイニングルームの窓から先日もらったはがきに写っていた花たちが迎えてくれました。

食卓には彩り鮮やかなサラダにも、庭の花が添えられて、以前静かなリビングルームだったところが、ダイニングリビングに生まれ変わって輝いています。

食卓をしながら、3人の会話がはずみます。自分の部屋ができて、どうでしたか、との問いに君江さんは、「あちこち分散していた自分の本を全部自分の部屋にまとめることが出来たし、パソコンをしたり、勉強をしたり」「勉強?」「ええ、私、勉強が好きだと分かったの。翌年、社会福祉士の国家試験に受かって資格を取ったのよ」すごいことです。

「自分の部屋をもつことで、気持ちがとても落ち着くようになりました。何よりも、相手に対してやさしくなれるのが一番の幸せかしら」

君江さんの机の上に、ノートが開いたままありました。やりかけのままにして、家事の動作に移ることが出来る安心が、相手に対してやさしくなれるのでしょう。

昨年、君江さんのご主人が定年退職しました。絵はがきは、その後の報告も兼ねてのお誘いです。

食事の途中で、庭の山菜の収穫をしようということになりました。あけびの芽、たんぽぽ、木の芽、柿の新芽、山蕗(やまぶき)と収穫が進み、その場でてんぷらにして食べようということに全員一致。3人でかわりばんこに、あげる人、食べる人をしているところに、ご主人の帰宅で作りながら話しながらの食事は、対面キッチンだからこそ。 「何でも食べちゃうんだね」とご主人、重ねて、「はこべは食べられる?」「ゆでて辛子醤油がおいしそう」と私。

後日、君江さんからはがきが届きました。「はこべを辛子醤油でいただきました。うんとたくさん茹でたのに、ちょこっとになりました。夫と2人でつみました。春の味がしました。」 君江さん、私の心も春になりました。


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