
リフォームのプランが決まったら次は依頼する業者さんの選定です。
建築関連の業者さんは、大小合わせておおよそ12万社と言われています。また、建築関連とひとくくりに言っても、木造が得意だったり、鉄骨が得意だったり、内装に長けていたり…と、それぞれの特徴が異なります。
その中で、あなたの希望のリフォーム内容に合った相性のいい業者さんを見つけるには、まず業者さんの特徴を知ることが大切です。
■業者の特徴を知ろう
| 工務店 | 地域に密着しているため小回りがきくが、デザイン性のある施工、変わった材質を使った施工は不得意な場合がある。 |
| リフォーム業者 | 総合的に対応できる業者もあるが、元々は設備工事店、内装建材店など専門に特化した業種出身の方が多いため前身を確認してみたほうがよい。 |
| 設計事務所 | 施工は別の設計のみの部門なので、施工会社から出てきた見積りが適正か中立な立場で判断をしてくれます。どこに頼んだらいいかわからない時には設計事務所を間に挟むのもよいでしょう。 |
| 建設会社/ゼネコン | 新築の経験があるので建物に対してのケアやアフターフォローができ、デザインの幅もある。しかし、少し割高でもある。 |
■合い見積りのススメ
はじめてのリフォームでやっぱり不安なのは、「この見積りって本当に適正なの?」ということですよね。基準がわからないから不安になるのです。その場合は複数の業者から合い見積りをとって価格を見比べてみましょう。
その時の注意としては、業者ごとに書式が異なることが多いので、なるべく同じ条件で見積りをとってもらうことです。また、金額が高い・安いだけで判断してしまわず、高い理由、安い理由を聞いた上で総合的に判断してください。 合い見積りには金額の面だけでなく、その会社の技術力や提案力をうかがい知ることができるという利点もあります。
■契約書類のチェックポイント

- 見積りが明細別にあがってきているか
- 工事内容の記載欄が見積り書と違いがないか
- 両者がもつ契約書が揃っているか
- 社印・代表印のもれはないか
- 支払方法・時期は契約時の説明どおりか
※小額工事の場合できちんとした契約書がない場合でも注文書・注文請書の略式契約書を発行してもらいましょう。
逆にこれを頼んで面倒くさがる業者は要注意です。
以前知り合いから建てたばかりの家を見て欲しいと頼まれました。
そしてそのお宅に伺い新居を見せてもらいました。
なるほど家は建つには建っていましたが、まさにそれだけ。使い勝手や性能、はたまた美的感覚などは全く感じられませんでした。そして僕は「どちらにご依頼されたんですか?」と聞きましたすると「×▽建設です。」という返事が返ってきました。 さらに「どういう経緯でご依頼されたんですか?」と聞くと、「他に知っている建築屋さんもいないし、知り合いの紹介だったので・・・。」と言う事でした。
後日その「×▽建設」を調べてみると、そこは鉄骨工事業者、つまり鍛冶屋さんだったのです。 確かに、建築関連の鉄骨工事を生業としている会社なので「×▽建設」という社名に何の嘘も偽りもありません。
Aさんから新築の依頼を受けた「×▽建設」は自社の本業である鉄骨を使い、木造より頑丈であるという売り文句と共に、Aさん宅の新築を手がけたのでしょう。他の業種に関しては、下請け業界の横のつながりで依頼し一応の完成はできました。 しかしそれは、あくまでつぎはぎだらけの建物にすぎないのです。
一見すると、元請けの存在など経費の無駄使いのように映るかもしれません。しかし、管理者のいない工事現場はまさに無法地帯に近いものがあります。

- まずは業者の特徴、得意分野を知ろう!
- 合い見積りは最低3社から!
- 業者ごとに書式が異なるので同じ条件で見積りをとろう!
- 合い見積りで金額だけじゃなく、技術力や提案力も見比べよう!
- 小額工事の場合でも、契約書、又は略式契約書を発行してもらおう!










