壁面をコーディネートする! 〜フレームスタイリングを取り入れて個性あるお部屋に〜

ちょっとご自宅の壁面を見渡してみてください。「カレンダーや時計がかけられているだけ…」という、簡素なお宅が多いのではないでしょうか?実は、インテリアにこだわっているお宅でも、意外と見落としがちなのが、この“壁面”。壁面をインテリアの一部として工夫することで、お部屋がスタイリッシュになるだけでなく、広さや開放感まで演出できるのです。そこで今回は、独自の“フレームスタイリング”を取り入れて、壁面コーディネートを提唱する『FRAS』のクリエイティブプロデューサー、澤さんにお話をおうかがいしました。
フレームを使った、壁面空間の新コーディネート術


『FRAS』の母体は、50年以上続く老舗のフレーム(額縁)メーカー『カナタ』です。フレームは、宗教画を飾るためのものとして、欧州を中心としてルネッサンス期に発展してきました。『カナタ』の創業者は、早くからフレームの魅力に取り付かれ、これを研究・開発させることで、独自に発展させてきたのです。
しかし、これまでのフレームは、あくまでも絵画を引き立たせる脇役。この発想を転換させ、今まで脇役であったフレームをインテリアの主役として提案するために立ち上げたのが、『FRAS』という新ブランドでした。
欧米では、自宅の壁面をインテリアの一部としてデコレートする習慣がありますが、日本ではまだまだ一般的ではありません。そこで『FRAS』では、フレームを使用した壁面空間のコーディネート術として、“フレームスタイリング”を提案しています。
それでは、『FRAS』がご提案する“フレームスタイリング”の事例をご紹介しましょう。
広さや開放感もフレームで演出
壁面を有効にデコレーションする


家族みんなが集まり、ときには来客も訪れるリビングは、なるべく“広さ”を演出したいものです。そんな場合は、リビングに置かれているソファーの背後の壁面を、フレームで飾ってみましょう。上記の写真を見比べてみてください。左側は、ソファーの横幅に合わせたフレームを、ひとつ飾っています。右側は、ソファーと同じ横幅のフレームに加え、その横にサイズの異なるフレームを、もうひとつ飾っています。右と左を見比べてみると、右側の方が、空間が広く感じられるのではないでしょうか。
これは、ソファーの背後の壁面に大きさの異なるフレームを並べて飾ることで、空間にアクセントがつき、視野が広く感じられるからです。
壁面を有効にデコレーションすることで、空間を自在にコーディネートしてみましょう。
同じ大きさのフレームを縦に並べることで開放感を演出

吹き抜けの空間に立つと、広々とした開放感を感じます。これは空間に“高さ”があるために生じるものです。閉塞感のある狭い廊下や、小さな部屋でも、壁面にフレームを縦に並べることで、“高さ”が強調されて開放感のある空間を演出することができます。
このように、ほんの少しフレームの並べ方や位置を工夫することで、見違えるほどお部屋がセンスアップします。
初心者のためのフレームスタイリングのポイント!
ではフレームのなかには、どんなものを入れると良いでしょうか? フレームスタイリング初心者の方は、まずはベーシックに、ご自身が撮影した写真や、お気に入りのイラストなどを入れて飾ってみましょう。 このとき下記の2点に注意すれば、初心者の方でもセンス良く見せることができます。
ポイント1:フレームの“余白”を楽しむ
右の写真を見てください。こちらは、A3サイズのフレームにポストカードサイズの写真を入れて飾っています。
このように、余白部分を贅沢にとり、黒で統一することで、空間が洗練された印象になるのです。
ポイント2:モノクロ写真(イラスト)を入れる
最近では、デジカメで撮影した後、ご自宅のプリンターで写真をプリントアウトされる方が増えています。もし「写真に自信がないな〜」という方でも、カラーではなくモノクロで印刷することで、不思議と味わい深い印象になり、フレームに入れて飾ったときに、よりスタイリッシュな雰囲気になります。

このほか『FRAS』では、植物がフレームに収められたようなデザインのフラワーベースや、ティッシュをフレーミングしたオリジナルティッシュボックスなど、個性的な商品を多数扱っています。これらの素材を利用すれば、さらにワンランクアップした壁面コーディネートを楽しめるのではないでしょうか。


[取材協力] FRAS

長年培ったフレーム作りのノウハウを活かし、これまで脇役だったフレームを、空間作りの主役として提案しているインテリアブランド「FRAS」。
オリジナリティあふれる斬新なデザインと、フレーム作りの伝統が溶け合い、これまでになかった斬新な壁面空間演出を提案している。








