照明ひとつでガラリと変わる!〜センスアップできる照明選びとは?〜

「家具やインテリアにこだわっているのに、モデルルームのような、モダンなお部屋にならないな…。」と感じることはありませんか? もしかするとそんな場合は、お部屋の“照明”に問題があるのかもしれません。 リフォームや建て替えをする際に、どうしても後回しになりがちな“照明”ですが、実は、お部屋の雰囲気を左右する重要なポイントなのだそうです。 今回は、長年にわたり“照明”を軸とした空間プロデュースを提案し続けてきた『山田照明株式会社』さんに、センスアップできる照明の選び方をお伺いしました。
こちらの皆さんが答えてくれました!
■計画設計室
空間をトータルにプランする
望月 厚さん

■商品開発室
器具デザインを手がける
久々宮 令子 さん

■ハウジング営業部
お客様の照明アドバイザー
田原 安子 さん

生活スタイルの変化に合わせて、照明は進化する

最近は、“一室多灯(いっしつたとう)”といって、ひとつのお部屋に複数の照明を設置するケースが増えています。手軽にお部屋の雰囲気を変えたい場合は、スポットライトやスタンド、間接照明など、いろんなタイプの照明を取り入れ、時間帯や気分によって、使い分けてみると良いでしょう。
これまでの日本家庭では、「とにかく明るければ良い」という考え方が一般的でしたが、生活スタイルの多様化によって住環境が変化し、それにつれて私たちの照明に関する意識も変わってきました。これからは、“生活に必要な灯り”という観点からだけでなく、“上質な生活を送るための灯り”という要素が強くなると思います。では、具体的に“上質な生活を送るための灯り”を設置するポイントをご紹介しましょう。
部屋別、照明選びのポイント
「調理しやすい!料理が映える!」キッチンにぴったりの照明とは?
キッチンの照明に関するご相談で多いのが、『オープンタイプのキッチンにしたのだけど、どんな照明が合うのでしょうか』というものです。基本的には、キッチンには蛍光灯を付けて、手元を明るく照らし、調理しやすい環境にするのがベスト。従来型のキッチンなら、吊り戸棚に照明が付属されていましたが、オープンキッチンの場合これがないため、どうしても調理する手元が暗くなりがちです。また、キッチン、ダイニング、リビング、とワンフロアになっているので、ダイニングやリビングで、キッチンと異なる色の照明を使用した場合、違和感を抱くことがあります。
そこで、オープンキッチンにオススメの照明が、フラットタイプの「埋め込み灯」。これなら、天井が光っているように見えるため、すぐ真下のキッチンだけに光が当たり、他の灯りとバッティングする心配もありません。
また、キッチンと違い、ダイニングに設置する照明は、蛍光灯よりも温かみのある白熱灯がオススメ。食卓の上に、スポット的にペンダントを吊すなどすれば、お料理が美味しそうに見えますよ。


多目的なリビングは、明るさ調節で雰囲気を変える!
家族全員が集まり、もっとも多くの時間を過ごすリビング。ゆったりと映画鑑賞する場合には落ち着いた照明を、読書する場合には明るめの照明を、といったように、用途に応じて、リビングの明るさを調節できるのがベストです。
最近は、調光リモコン対応の照明器具も増えていますし、壁の照明スイッチを調光タイプに取り替えれば
明るさの組み合わせをワンタッチで切り替えられます。
リビングの照明器具として一般的なのは、丸型のシーリングライトですが、和紙風のプリントを施したシーリングライトや、シャンデリアタイプのものもあるので、少し雰囲気を変えるだけでも、室内がモダンな印象になります。


リフォームする時には、ココに注意しよう!

『リフォームする際に照明器具を取り替えよう』と考えている方は、次の点に注意しましょう。まず、埋め込み式の照明器具を設置する場合は、設計の段階から設置場所や電源の位置を決めておく必要があるので、リフォームをする前に、部屋の用途や家具の配置場所を決めておくのがベストです。
また、同じ照明器具でも、壁紙の色によって明るさに差が生じるため、あらかじめ壁の色を考慮して照明を選ぶようにしましょう。
最近では、ご高齢の方が住みやすくするために、リフォームをされるケースが増えています。そのような場合には、人の気配を察知して自動的に灯りが付く『センサ付きライト』を廊下に設置しておけば、薄暗い廊下でも足元がしっかり照らされ、住む人にやさしい家になります。
照明器具ひとつで、暮らしやすさも、お部屋のセンスも、グンとアップします。
皆さんも、リフォームされる際には、ぜひ照明に関心を持ってくださいね。
[取材協力] 山田照明株式会社

半世紀にわたり、照明デザインから空間演出、空間デザインにいたるまで、幅広く照明ビジネスに携わってきた山田照明株式会社。 『快適生活空間創造企業』として、一般のご家庭はもとより、商業施設や多目的ホールなど、数多くの空間プロデュースを手がけている。








